みなさんにとって使いやすい「ば」を、
みなさんと一緒につくりあげることとば那珂川D.I.Y.プロジェクト。
第二弾は「コトチェアづくりワークショップ」に挑戦です。
コトチェアとは、こととばの「コ」と「ト」をモチーフにした形もユニークな椅子。
今回レクチャーしてくださるのは、那珂川町の魅力発信を手がけている
「Nakagawa Life Fant!」の北嵜剛司さん(写真右)と諫山直矢さん(写真左)のおふたりです。
Nakagawa Life Fant! さん、いつもありがとうございます!
この板こそが、コトチェアに変身する材料です。
今回も塗料メーカーのベンジャミンムーアさんにご協力いただいて、
明るく爽やかなオリジナルイエローを調合していただきました。
ピリッとアクセントの効いたカラーで仕上げていきます。
まずは講師のお二人からコトチェアのレシピが配られます。
このレシピは、デザイナー・イラストレーターでもある諫山さんの手描き仕様。
この一枚がとっても可愛いいデザインのですが、よく見るとコレさえあればコトチェアが
お家でも手作りできるわかりやすいつくりとなっています。さすが!
材料の板について簡単な説明のあと、
実際にコトチェアのモデルを見ながら作り方のレクチャーをしていただきました。
今回は、メンバーがコトチェア1脚分の材料を手渡され完成まで手がけます。
こととばのばの名脇役となってもらなくちゃいけないイスなので、うまく作れるかドキドキです。
まずは板の角の部分にヤスリをかけます。さわってみてなめらかになっていたらOK!
ヤスリがけで出た木くずはフロス(布)できれいに拭き取っておきます。
次に、板を加工していきます。座面、貫、脚のパーツにそれぞれマスキングテープを貼って、
レシピ通りにエンピツでしるしを付けました。組み立てのときに苦労しないためにも、
スケール(メジャー)で、ずれないようきちんと丁寧に測ります。
しるしを付け終わったら、次はそのしるしの位置にビスで穴を開けます。
コツはインパクトドライバーを板に対して垂直に当てることと、怖がらずに力を加えてしっかり抑えること。
そうすると変な角度にビスが入ってしまったり、ビスがなかなかはまらないなんてことにはならないんです。
グッと抑えてビスが板の反対側から顔を出したら、インパクトドライバーを逆回転にしてビスを抜きます。
この作業をひたすら繰り返し。コツをつかむととても楽しいんですが、
慣れてきた頃にはもう穴を開ける箇所が全て終わっていたりして逆にちょっと残念でした。
穴あけ作業が終わったら、穴を開ける部分に貼っていたマスキングテープを全てはがします。かなり爽快。
さて、いよいよペンキの出番です。座面と貫の小さい方のパーツを塗っていきます。
ワークショップに参加してくれていたお子さまも、座面をもくもくと塗ってくれました。
塗り終わった後に「楽しかった?」と質問したら、満面の笑みで「うん!」の答え。嬉しいですね。
ペンキが乾くのを待って、組立作業にはいります。さっき穴を開けたところにビスを打って固定していきます。
まずは貫のパーツを2つ組み合わせて…あれ?この形は?「ト」だ!!!
さらにこの「ト」に脚のパーツを組み合わせます。
この作業は少しでもずれるとイスに座ったときにガタガタになってしまうらしく、作業も慎重に!!!
最後に座面を組み合わせて、これでいったん完成です!
どうですか?かわいいでしょう?
最後の最後にもう一度だけ座面を塗って、本当に完成!
記念撮影も楽しくパシャリ!
今後もこととば那珂川D.I.Y.では、いろいろなワークショップを開催を予定しています。
もちろん空いた時間にふら〜っとお越しいただいてもOKです。たくさんの方のご参加をお待ちしております!