こととば那珂川のキックオフイベントとして、2015年9月26日〜10月4日わたって「はじまりのはじまり」展を開催しました。主軸となったイベントは、活動の拠点となる駅前ビルにつくった本のある空間。こととば那珂川メンバーの坂口がセレクトした絵本のコーナーをはじめ、スタッフが愛読する「まち」に関する本のコーナーなどで会場を彩りました。
絵本コーナーは、小さな子どもたちの目線の高でつくるひと工夫。子どもたちが、読みたい本を自分でじっくり選んでいる姿が印象的でした。そんな絵本コーナーが評判を集めて、たくさんのお子さま連れのご家族が連日立ち寄ってくれました。
参加者のみなさんは、「初めて駅前ビルの3階でこんなにゆっくりできました。場で何かをするという体験ができました」という声を寄せてくれたり、「展示の仕方が素晴らしく感動した。時間があればずーっといたい雰囲気でした」など嬉しい感想を寄せてくれたりしました。
また、期間中は3つのワークショップを開催しました。
ひとつめが、パンの販売も行ってくれたかんかんのおやつ屋さんを先生にお迎えして行った「湯だねパン・アラカルト」。ホットプレートでつくる簡単パン作りを参加者に伝授してくれました。
ふたつめが、ハーブや花で作った“いのちの絵の具”を使うMandrakeさん登場の「いのちの絵の具で絵を描こう」のワークショップ。当日はご本人たちも植物のような個性的な装いで登場!いろいろな香りの絵の具に、子どもたちも興味津々でお絵かきをしていました。
そして、こととば那珂川坂口が主催した「魔法使いになって」。もうすぐやってくるハロウィーンに向けて、参加してくれた子どもたちとグッズを制作しました。天使になったり、魔女になったり、どれも力作揃いで盛り上がりました。
博多南駅前ビルでの新しい過ごし方を探るべく開催した「はじまりのはじまり」。
これからも人が立ち寄りたくなったり、
過ごしたいと思う「こと」と「ば」をどんどん作っていきたいと思っています。