夏休み真っ最中の8月18日(木)、19日(金)の2日間、
こととば那珂川では子どもたちを対象にしたキッズサマースクールを開催いたしました!
今回は那珂川町内外から集まった子どもたちによる、
那珂川町の魅力を発信する新聞記事づくり。
取材には「tensen博多南実行委員会」の各店舗にご協力いただきました。
こととば那珂川の広報チームを担当するアポロデザインが中心となって、
総勢7名の参加のもと、2つのチームに分かれ記事制作を行いました。
取材(インタビューや写真撮影)から記事のレイアウト、文章に至るまで
全て子どもたちが自分で考え体感し、作り上げました。
集合時間の10時前からぞくぞくと集まる子どもたちの姿。
受付で、これから2日間で記事を作ってもらうにあたって、
文章、写真、記事のレイアウトなど、何が一番やりたいかを聞いてみました。
なんと圧倒的に写真が多いという結果に。
さて、みんな揃ったので挨拶と自己紹介からはじめます。
今回集まってくれたのは、小学4年生から6年生までの7人。
那珂川町に住んでいる子だけでなく、お隣の福岡市や、
なんと東京からの帰省中に参加してくれた子もいたんです。
自己紹介が終わったらさっそく記事づくりのためのガイダンス。
こととば那珂川で文章を担当する植村が講師をつとめました。
取材とは何か、どういうふうに質問すればいいのかを教えてもらいます。
説明を聞いたらすぐに実践練習。
目の前に座っている人と2人組になって、お互いに質問をしてみます。
そしてその質問から気になったところ、疑問に思ったところを
次の質問につなげていきます。
「どこの小学校ですか」「クラスは何人くらいいるんですか」
「好きな科目はなんですか」「どうしてその科目が好きなんですか」など、
小学生らしい質問もたくさんでてきました。
そして、どういう写真を撮ったら記事のイメージが伝わるか考えたり、
記事を読む人が興味をもつフレーズを考える練習も。
最初のうちは緊張していた子どもたちも、
いつのまにかどんどん打ち解けていきました。
ガイダンスが終わったらチーム分けです。
2つのチームに分かれてもらい、
記者やカメラマンなど役割分担、チーム名を話し合って決めてもらいました。
4人チームはみんなの頭文字をとって「チームKNTY」、
3人チームはNAKAGAWAの母音が全てAであることから「チーム4A」。
それぞれのチームで、ひとつめの取材先での質問を考えます。
あっというまにお昼休憩の時間です。
1日目のお昼ごはんはNANA CAFEさんのポテトサラダベーグル!
もちもちでどっしりしたベーグルにぎっしりつまったポテトサラダが
絶妙な美味しさでした。
はやく食べ終わってさっそく遊びだす子も。
さっき初めて会って自己紹介をしたばかりとは思えないくらい、
すぐに仲良くなっていました。
お昼休憩も終わり、さあ取材に出発!の前に、認定式を行います。
ひとりひとりが記者として胸を張れるよう、
それぞれの名前が入った記者証を渡しました。
いよいよ取材に出発です。
帽子に水筒、カメラとメモ帳を持って取材先へ向かいます。
チーム4Aは駅前のイタリアン「パラティーノ」さんに伺いました。
この日は定休日でしたが、店長の赤尾さんが子どもたちのためならと
取材にご協力いただきました。
パラティーノは博多南駅前にあるイタリアンレストラン。
子どもたちはお店のことや料理について真剣に質問をしていました。
お休みということで料理の写真が撮影できなかったので、
翌日また取材に伺うお約束をしました。
一方、チームKNTYが最初に取材に伺ったのは「花urara」さん。
店長の長澤さんと、松永さんが出迎えてくれました。
花uraraは博多南駅からすぐのところにある小さなお花屋さんです。
取材中、ちょうどお花のアレンジの注文があり、
お花を選ぶところからアレンジが完成するまでを見せてもらうことができました。
店内はもちろんお店の入り口にもたくさんのお花が並んでいました。
どのくらいの種類のお花があるんだろう、といった疑問をぶつけていく子どもたち。
気になったことをどう質問するかという難関も
どうにか力を合わせて乗り越えていってくれたようです。
初めての取材に緊張して声も小さくなってしまう子どもたち。
少しずつですが一生懸命に質問していました。
パラティーノさんも花uraraさんも、
そんな子どもたちの話をしっかりと聞いてくださり、
丁寧に答えていただきました。
さて、2件目の取材まで少し時間があるので、
一旦博多南駅前ビルに戻ります。
1件目の取材を振り返って、
どんな質問すればいいのか、どういう話を記事にしたいかを改めて話し合いました。
予想外の答えをもらったり、
取材前に話し合っていた内容よりも気になるテーマが見つかったり、
どうまとめるか一生懸命考えていました。
取材の準備と心の準備も整えて、いざ2件目の取材へ!
チーム4Aはtensen博多南実行委員会代表の落合さんが経営する「glassy」さんへ。
Glassyは春日にある美容室&ネイルサロンです。
実際に美容室の椅子に座らせてもらって取材開始。
落合さんが美容師を目指した理由や、仕事でのこだわり、
そしてtensen博多南実行委員会についてなど、
1件目よりもスムーズに取材を進めることができました。
また、実際にヘアカットしているような写真をお願いするなど、
撮影にもこだわっていました。
チームKNTYは「アップル・ブティック」さんにお邪魔しました。
アップル・ブティックは子供服専門の洋服屋さん。
とてもかわいらしい外観に「本当にここがお店なのかな?」と
緊張しながら入ってみると、かわいい看板娘ちゃんがお出迎えしてくれました。
店長の黒木さんの笑顔にあっというまに緊張もほぐれ、さっそく取材開始です。
やはりお洋服屋さんということで、オススメのコーディネートを教えてもらいました。
さらに仕事のやりがいや、
こちらもtensen博多南実行委員会の主催イベントである
「Halloween Festival」についてなど、
どんどん質問していきます。
ぐんぐん取材の腕をあげていく子どもたち。
それぞれ2件の取材を終えて、博多南駅前ビルに集合です。
取材内容をまとめて、いよいよ明日は記事づくりに取り掛かります。