夏休み真っ最中の8月18日(木)、19日(金)の2日間、
こととば那珂川では子どもたちを対象にしたキッズサマースクールを開催いたしました!
今回は那珂川町内外から集まった子どもたちによる、
那珂川町の魅力を発信する新聞記事づくり。
「tensen博多南実行委員会」や「こととば那珂川 広報チーム」協力のもと、
2つのチームに分かれ、記事制作を行いました。
取材(インタビューや写真撮影)から記事のレイアウト、文章に至るまで
全て子どもたちが自分で考え体感し、作り上げました。
キッズサマースクール2日目は、いよいよ記事の制作です。
1日目の取材で集めた情報を整理して、
自分たちの記事を通して伝えたいことは何なのかを考えていきます。
まずはこととば那珂川でデザインを担当する森から、
記事の制作にあたって必要なことやレイアウトの基本を教えてもらいました。
子どもたちもうんうん考えながら、実際に紙にアタリをつけていきます。
ある程度のレイアウトが決まったら、インタビュー担当は文章を、
カメラ担当は使用する写真を選んでいく…つもりでしたが、
そんなにうまくはいきません。
どの内容をどこにもってくるか、文章と写真のバランスをどうするか、
この内容だったらどの写真が適切なのか、
読み手が興味をもってくれる見出しはどうするか。
チームみんなで真剣に話し合います。
頭をぐるぐる回転させて考えながらも、
チーム4Aはパラティーノさんへ料理の撮影に向かいました。
少し煮詰まってきたところで、お昼ごはんの時間です。
2日目は高木さんのかしわおにぎり弁当。
みんな待ってましたとばかりにもりもり食べ始めました。
先ほどパラティーノさんの撮影で出していただいたパスタも
みんなで分けて、いただきます!
ぺろりと綺麗に食べ終わりました。
お昼ごはんも食べ終わり、記事づくりの再開です。
14時半からこととばのばで発表できるように、必死の形相でつくっていきます。
チーム内で意見を交わしながら、時にはぶつかって喧嘩になりながら、
大忙しで記事を仕上げます。
良い記事を書きたいと思うからこそ、
しっかりと自分の意見を伝えている子どもたちの姿。
ぶつかりながらもみんなで1つの記事を仕上げていくその姿は、
いつのまにかとても凛々しいものになっていました。
発表の時間が近づいてきました。
記事づくりはラストスパート。
最後の最後まで諦めずに文章を書き、写真を配置していきます。
こととばのばでは、発表を楽しみに来てくださった方々が、
わくわくしながら発表が始まるのを待っていました。
並べていたコトチェアだけでは足りず、椅子も追加し、
こととばのばに収まりきれないほどの方に集まっていただきました。
参加してくれた子どもたちの親御さんも、
どんな記事が出来上がったのか緊張の面持ちです。
ご近所の方も、子どもたちが那珂川の魅力を取材して
発表するということを聞いて、駆けつけてくれました。
なかには取材にご協力いただいた花uraraさんの姿も!
こどもたちは緊張しながら、それでも少し嬉しそうな表情を浮かべていました。
そしていよいよチーム毎に記事を発表していきます。
まずはチームKNTYから。
花uraraさんとアップル・ブティックさんの取材記事、
そしてひとりひとりの感想を発表しました。
最後に、みんなをまとめてくれていた女の子が
メンバーそれぞれの良いところを紹介してくれたのが印象的でした。
次にチーム4Aの発表です。
パラティーノさんとglassyさんの取材記事と、
こちらもひとりひとりの感想を発表しました。
最後まで意見をぶつけあいながら作った記事は、
読み手の心にも何か訴えかけるものがあるかもしれません。
子どもたちにとって、はじめての取材、そしてはじめての記事づくりで
大変なこともたくさんあったと思います。
それを必死に乗り越えて立派な記事を作り上げ、
さらに大勢の人の前で発表まで終えた子どもたちの表情は
とてもスッキリしたものになっていました。
次回の開催もお楽しみに!