ナカイチ3階の「博多南しごと荘」(以下しごと荘)が、おかげさまで満室となりました。
現在は、見学と視察を随時お受けしながら、入居希望の方にはキャンセル待ちにて対応をさせていただいています。
※キャンセル待ちとは、万が一お部屋を退出する方がいらっしゃった場合に優先してご連絡をする対応です。
那珂川では前例がないため、さまざまに憶測が飛び交い、存在の可否が議論されたこともあるしごと荘。
しかし、結果的には1年半を待たずして満室となり、現在は食やエネルギー、建築、貿易などさまざまな分野の方々が、働く時間も、働き方も、社会に対する価値観もさまざまに働ける場所となっています。
コミュニケーションが活発で、集会所の機能を果たす都心型のシェアオフィスとは雰囲気が異なりますが、しごとの在り方を強制されず個人作業に注力でき、ホームとしての機能を果たす郊外型のシェアオフィスとして静かに毎日が過ぎています。
現在、次の展開としてドロップインサービスをはじめるための準備をしているところです。
オープンの際はぜひともご利用ください。
※ドロップインサービスとは、時間単位の料金をお支払いいただき、シェアオフィスの共有スペースで作業などができるサービスのことです。
「博多南しごと荘」のコンセプトのうち、同様の取り組みを行うところからご注目をいただくものとしては、
①他から見てしごとと思われなくても、自身がしごとだと思っているものであればどのような取り組みでも入居できる
②他入居者とのコミュニケーションについては強制しないので、ずっと部屋に籠もっていてもいい
③コミュニケーションをとることも妨げないので、他入居者に声をかけてもいい
④しごとの妨げになる騒音等については、ルールを設けず、入居者同士で調整する
といったものがあります。
目指すイメージは、「デパートのトイレの個室」のように、「他の人の気配がするけれどひとり」という安心しつつ集中できる場所です。今後は、入居者同士が出会って生まれる機会に運営側は巻き込まれていく心づもりをしています。
唯一の取り組みとしては、月に1回程度、「しごとの寄り合い」と称した新感覚のトークイベントを開催しています。
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■博多南しごと荘とは?
生まれ育ち、年齢、業種、働き方などの世間的カテゴリーに関わらず、本人の「しごと」という意識で集い、働く人々のためのワークスペースです。
しごと荘を那珂川での事業拠点に使うのも、町外、県外、海外での事業拠点に使うのも自由ですが、那珂川市で、博多南駅前で、という2つのスケールで、この土地で働く価値を考えてもらうハードルだけは、入居時の申請書で設けさせていただいています。
働く環境を変えたい、新しく何かをはじめたい、という人には持って来いの場所になるかもしれません。
■シェアオフィス、コワーキングスペース、ドロップイン…!?
しごと荘には、4部屋のシェアオフィスと、11区画のコワーキングスペース(大区画6、小区画5)があります。会社のオフィスやサテライト、幾ばくも時間がないときの精神と時の部屋などさまざまな用途でお使いいただけます。
遠くに山を、近くには広場で遊ぶ子どもたちを眺めながら、気持ちよく働ける空間です。
基本設備は、電子錠、wi-fi、レターボックス、ロッカー、給湯室、会議室、共有スペースなどがあります。
※2019/9/17(火)現在、全部屋満室。
■しごとをつくる前に、しごとの話をする
初年度は、事業企画やマッチングのイベントやセミナーを打ち出しました。
結果として、ナカイチはまだ、周囲の人々にとって「しごと」の目線で情報を求める対象ではなく、しごとが生まれても、広げていけるほどのマーケット、注目度がないということがわかりました。
そこで、月に一度、ある切り口に沿って3人の当事者を呼び、お互いに話し合う様子を覗き込む新感覚のトークイベント「しごとの寄り合い」を開催しています。これにより、対外的にはナカイチでしごとの話をしているというイメージ付けをし、ビルに日頃から集まっている人たちには、さまざまなしごとについて広い視野で関心を持ってもらうことを目指しています。ぜひ一度ご参加ください。
<これまでの切り口例>
「上司」「子育てパパママ」「デザイナー」
◆しごと荘募集◆
募集期間 |随時
入居可能日|応相談
お問合わせ|
tel:092-710-2003(こととば那珂川/10:00〜19:00)
mail:shigotosou@gmail.com
※資料はこちらからダウンロードいただけます
博多南しごと荘入居募集要項及び様式
博多南しごと荘利用規約