博多南駅ビルをステージに、どんな「コト」や「バ」をつくっていけるのか!?
日々模索していることとば那珂川メンバーは、
ヒントを探すべく話題の場所にすぐさま視察に出掛けています!
今回は、Nakagawa Life Fant!(ナカガワライフファント!)で
那珂川町の魅力的なスポットや出来事などを発掘し発信する
株式会社スペースRデザインの牛島 光(うしじまひかる)さんを訪ねて、
福岡市博多区博多駅南にある山王マンションを訪れました。
自転車好きの牛島さんは、那珂川町サイクリングもよく楽しんでいるそう!
実は、こちらの山王マンション1階には、
この春、キッチンスペース付きのレンタルスペース
『山王シェアカフェ凹ポコ』と『Fablab Hakata β(ファブラボハカタベータ)』がオープン。
その準備の様子を視察させていただきました。
オープン目前に視察に訪れたので、
みなさん大忙しだったにも関わらず快く取材に応じてくれました!
まずは、『山王シェアカフェ凹ポコ』で応対してくれたのは
企画運営の前田 由季子(まえだゆきこ)さん。
予算はかけていないけれど、
工夫を随所に組み込んでいるのが空間のポイント!
以前某所にあった期間限定カフェで使われた
パレットを再利用してカウンターを作っていたり、
リノベーションの現場で不要になったキッチンをもってきたり、
他所では不要なものを利活用して
空間を上手に再生しているのが印象的です。
こちらのレンタルスペースは菓子製造室も完備するとのこと。
福岡ではちょっとない「飲食営業、菓子製造販売可能なレンタルスペース」
になるとのこと!!例えば、「お菓子のお店をいつかはつくりたい!」
そんな起業を目指す人の後押しにもなってくれそうです。
レンタルスペースカフェの奥に、同時期オープン予定なのが『Fablab Hakata β(』です。
全国で話題を集めるファブラボは、機材をレンタルしてその場で作業ができる工房です。
3Dプリンターやレーザーカッターといった最新の機器から、
今や一家に一台見られなくなったミシンまでが揃っています。
ファブラボ博多を運営するのはsuperlap森本 太郎(もりもとたろう)さん。
ファブラボ内にはモノづくり心をくすぐる気になるものがいろいろ
個人では揃える事が難しい機材があって
しかも、スペースまで利用できるのはとっても便利!
D.I.Y好きだけでなく、イベントやりたい!といった人や
バづくりを考える人にも何かと使える空間です。
その後は、清川のロータリー付近の新高砂マンションにある『清川リトル商店街』へ。
こちらも、スペースRデザインが手掛ける新プロジェクト。
もともとは、大型のドラッグストアが入っていた空きテナントを使い
まるで山小屋のような一坪ショップを集めたリトル商店街を展開しています。
絨毯屋もあれば、駄菓子屋もある、さらには、
マッサージ店なども並ぶ多様な空間。
Nakagawa Life Fant!の紹介でなかなか通信3号に
登場いただいたデザイナー・イラストレーターの諌山 直矢(いさやまなおや)さんも
自身が手掛けるイラストやグッズの販売を行うショップを出店中。
『やってみたい!』をわずかな資金でトライできる面白い空間。
思い思いのデザインを施したこだわりのお店が揃える商店街は、
これまでにないにぎわいをこのまちに提供しているようです!
リノベーションという切り口をベースにさまざまな『バづくり』を手掛ける
スペースRデザインさんの事例は、大変参考になりました!