同じペースで長い距離を歩き続ける!
そんなちょっと素朴な意味をもつ言葉を活動名にしている「てくてく」さん。
梅雨入りしたというのに元気いっぱいの太陽に照らされながらてくてく歩いて、
博多南駅から少し先にある、メンバーが集まる場所に取材に行ってきました。
「てくてく」さんは、もともと那珂川町・春日市近郊を拠点として
「女性を応援する」ことをテーマに活動している団体です。
2013年に代表をつとめる古賀千佳さんの呼びかけで集まったメンバーは、
みなさん多種多様な特技や才能をもっています。
2ヶ月に1度のペースで仲間に声をかけてイベントを開催しているとのこと。
地域ではすっかりおなじみで、今や毎回20前後のブースが出展。
ハンドメイド小物から書道やネイル、マッサージ、手作りのパンやお菓子、
さらに親子でも楽しめるワークショップなど盛りだくさん。
また、それと連動するかたちで「てくてく通信」というフリーペーパーも発行しています。
今回、こととば那珂川が拠点とする博多南駅前ビルでの初開催が決定!
6/18(土)にコラボ企画として「熊本応援企画『九州まるごと笑顔に大作戦』」が
開催されました。朝からたくさんの人で絶えず賑わいをみせており、イベントは大盛況!
地域に着実に根付いていることを実感しました。
かくいうわたしもいつのまにか自分用のイヤリングと、
母へのおみやげとして蝶のブローチを購入していました。
どのブースでも笑顔で話しかけていただいて、
かわいいもの、素敵なものにたくさん触れて楽しむことができ、
わたしもまだちゃんと女性だったんだなと安心しました。
今後もぜひ「こととばのば」を活用していただき、
一緒に盛り上げていってもらいたいと思っています。
「てくてく」さんは、女性が主役になってわくわくキラキラできる場所をつくりたい、
素敵な特技や才能を持ちながらきっかけを探している女性たちと手を取り合って
大好きな町を盛り上げていきたい、
そんな思いで活動を続けているそうです。
「女性が輝くと未来が輝くんですよ」
そんな古賀さんの言葉に、他のメンバーも深く頷いていました。
てくてくと歩くように軽やかに一歩ずつ前進し、
そしてその歩いてきた道のりに花を咲かせたいという「てくてく」さんの思いが、
これからも地元で実っていくといいですね。